初めての一人暮らしでも「あなたにマッチした部屋」を見つけられる手順。【物件の内見前にできること】
初めての一人暮らしが決まった!
でも、部屋探しに失敗したらどうしよう…
初めての部屋探しに不安な声もたびたび耳にします。
そこで過去に一人暮らし歴10年、引越し5回以上の経験がある筆者が、具体的な体験談を含めて以下を紹介します。
☑自分のライフスタイルに適した部屋探しができる
☑「あまり時間ない!」という方でも、物件の内見前にできること
最初は不安かもしれませんが、
作業を進めるにつれて情報収集ができるので、大丈夫です。
- 1. 初めての部屋探しで「理想と現実」のギャップに衝撃をうけた話
- 2.まずは物件検索サイトで部屋探しをする
- 3.一人暮らしで住みたい部屋の条件は何か
- 4.初めて住む周辺地域の情報を集める
- 5 .まとめ
1. 初めての部屋探しで「理想と現実」のギャップに衝撃をうけた話
初めての部屋探しで、まずどういった行動を起こしますか?
わたしの経験上、下調べなしで不動産屋に行き、物件の内見をすることは避けるべきだと考えています。
まず行うべきことは、ネットでの下調べです。
部屋探しに慣れている方なら別ですが、初めての部屋探しには大なり小なり「理想と現実の壁」にぶつかるパターンが多いと思います。
まずは、住みたい地域の家賃相場をはじめとした基本情報を知るところからスタートしましょう。
さて、
ここで具体的に、下調べをせずに不動産屋に行った、過去のわたしの失敗談を紹介します。
下記は、不動産屋での会話です。
「どのようなお部屋をお探しですか?」
わたし:日当たりが良く、2階以上、駅近で、キレイな物件が希望です
「ご予算はおいくらですか?」
わたし:〇万円以内です
「…そちらの条件だと、このお部屋とかですかね」
…え…
う、うそでしょ…
うおぉぉぉーーーー('Д')!!
(思考停止)
オシャレライフな未来像は、ほんの一瞬で
あっけなく消えました。笑
一般的に、多くの人が理想とする部屋には、それなりの家賃価格が設定されているのが現状。
なぜなら、借り手はわたし以外にも当然いるわけで、条件が良ければ家賃も高いです。
これが、多くの人が初めての部屋探しで直面する「理想と現実の壁」というやつです。
では、実際にどうすればいいのか。
まずは、繰り返しになりますが下調べをしましょう。
具体的にその方法を順に説明していきます。
2.まずは物件検索サイトで部屋探しをする
下調べの第一歩は、物件検索サイトを利用します。
物件検索サイトとは、ネット上で簡単に条件を指定して賃貸物件を探せるサービス。
この物件検索サイトを使う利点は、
効率的に自分に合った条件の部屋を探せるだけではなく、
部屋を写真でみれる、物件の詳細情報がわかる、など判断材料がたくさん得られること。
さらに、調べを進めるうちにその地域の家賃相場もわかるはずです。
有名なサイトとしては以下のようなものがあります。
『Home's』
『at home』
『SUUMO』
上記以外にもたくさんのサイトがありますので、調べてみてください。
また、わたしが調べたときには、サイトによって掲載物件の違いがあったので、いくつかのサイトを参照することをオススメします。
目的地で検索する
サイト上で複数の物件検索の方法があります。
オススメしたい検索方法は、「目的地(通勤・通学から探す)」から設定して探すこと。
勤務先や学校の最寄駅から自宅までかかる所要時間を把握できる上に、それに該当する駅が見つけられます。
この機能は、とくに土地勘のない地域に引っ越す方には便利ですね。
3.一人暮らしで住みたい部屋の条件は何か
物件検索サイトで家賃相場や間取りなどが何となく掴めましたね。
それでは次は、得た情報をもとに「自分の住みたい部屋の条件」を設定します。
決して、一人暮らしの住まいの条件がみんな同じではありません。
人それぞれに適したライフスタイルがあると思うので、それに合わせて設定すれば大丈夫です。
これから訪れる不動産屋で、短時間で明確に条件を提示できるようにしておきましょう。
わたしは当時、女性の一人暮らしだったので
- 2階以上
- 治安が良い
これらは必須条件。
予算と照らし合わせて、
妥協できる点や、これだけは譲れない点を明確化します。
この作業でだんだんと物件が絞れてくるはずです。
さらに、
あなたの日頃の過ごしやすい環境をイメージしてみてください。
例えば…
- 「外で仕事や勉強をしたい人」→最寄駅に図書館やカフェがある。
- 「朝ランニングしたい人」→近所にランニングコース、または広い公園がある。
住んでみて「失敗した」と後悔しないように、できる限り自分のいつもの行動パターンを想像してみましょう。
4.初めて住む周辺地域の情報を集める
物件のみの情報だけでなく、候補にあがった地域(最寄り駅、住宅周辺など)についても調べましょう。
意外にも新居での失敗談のなかには、地域への不満もあります。
- 「部屋は気に入ってるけど、駅からの帰り道が暗くて怖かった」
- 「スーパーが近くになかった」
- 「近くの公園が夜はたまり場になり、うるさかった」
極力失敗を防ぐためには、
最寄り駅や商業施設、治安など、あらゆる視点からみた町の様子を知っておきたいところです。
実際に住んでいる人の口コミをみる
すでに知り合いが住んでいて感想を聞ければベストですが、そうは上手くはいかないですよね。
気になる町が見つかったら、ネットで実際に住んでいる人の口コミを集めると役立ちます。
リアルな声ばかりだと思うので、今後の生活において大切な情報源です。
- ファミリー層が多いのか、一人暮らしが多いのか。
- 休日の町の雰囲気。
- オススメのショップ。
- 防犯上、夜道では避けたほうがいいルート。
いろいろな情報を得ていくと、自分がその土地で暮らすイメージがしやすくなります。
Googleマップのストリートビューで雰囲気をチェック
かと言って、口コミだけでは情報不足に不安を持つ方もいるでしょう。
そこで活用していただきたいのが、Googleマップのストリートビュー機能です。
写真から街並みを確認できるので、とても参考になります。
実際にわたしも、物件検索サイトや口コミだけでは判断できないと感じたときに利用していました。
5 .まとめ
おおまかではありますが、実体験で得た「自分にマッチした部屋探し」の手順を、物件内見前にできることを中心にお伝えしました。
①物件検索サイトで探す
②「住みたい部屋の条件」を決める
③初めて住む周辺地域の情報を集める
パソコンやスマホで調べられることばかりのなので、時間がない方も隙間時間を利用して少しずつ進められるはずです。
効率的に情報収集をし、自分のライフスタイルに合った部屋探しをしましょう!