読書が苦手だった私が、本好きになった体験談
かつては読書苦手だった、もぐです(・∀・)
「知識を高めたいけど、本一冊読むのが苦痛で、、、」なんて悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
以前の私は、
- 本を一冊完読できない
- 読んでも内容が頭に入ってこない
- 読書自体がストレス
活字を見るだけで、もう降参!なんて時期も。
そもそもなぜ読書が苦手になってしまったのでしょうか?
今だから思う苦手になった理由と、
どういった経緯で「読書への苦手意識」を克服したのかを書いていきます!
「教科書=本」のイメージが読書から距離をおくきっかけに。
もともと読書習慣のなかった私が最初に向き合った書籍が、学校の教科書でした。
分厚い本にぎっしりと詰め込まれた活字、、、気が重すぎる。
「ちゃんと勉強してね」という無言の圧力に、
本を読むって苦痛だ^^;
という認識を持ってしまいました。
「義務」をひしひし感じながら読み進める行為は、面白くないですよね。
(勉強は大切だけど!)
その苦手イメージが心の奥底に根付き、以後自分から本を手に取る行為はしませんでした。最低限の勉強など仕方なく目を通すくらい。
私は本来ある「本の楽しさ」を知らずに、その後長い期間を過ごしました。
人生で初めて読書のワクワク感を知る
私はある本との出会いで「読書への苦手意識」を克服できました。
きっかけは、小説を映画化された『アヒルと鴨のコインロッカー』をたまたま観たことから始まります。
この映画がとても面白くて、「この世界観をつくれるなんてすごい!」と思い、原作者である伊坂幸太郎さんの作品をもっと知りたくなったのです。
そして、彼のデビュー作である『オーデュボンの祈り』を手に取りました。
今まで味わったことのない、独特の世界観が見事に表現された作品。
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?
読み始めたところ、その面白さや世界観にどんどん引き込まれ、気付けば完読。
ストレスどころか、早く続きが読みたいとしか感じませんでした。
私が「本の魅力」を人生で初めて実感した瞬間でした。
映画と原作小説を比べるのも面白い
ちなみに、伊坂幸太郎さんの作品は数々が映画化されています。
『グラスホッパー』
『オー!ファザー』
『フィッシュストーリー』
『重力ピエロ』
『死神の精度』
これらの中でも『ゴールデンスランバー』は一番有名かもしれませんね。
原作がどう映像で表現されているのか、そんな事を考えながら観るのも醍醐味です。
また、伊坂幸太郎さんの小説は仙台を舞台に描かれている作品が多く、いくつかの映画の撮影も同様に仙台で行われました。
私は彼の小説をきっかけに、初めて仙台を訪れたほど作品に魅了され、また仙台という場所も好きになりました。
ひとつの小説が新たな縁をもたらしてくれた、と言っても過言ではありません。
そして、2019年秋『アイネクライネナハトムジーク』の映画化が公開予定です!
今から映画館に行くのが待ち遠しい!
まずは「好き」な関連の本を選ぶ
一冊目は、自分が関心のある分野から選ぶことをオススメします。
例えば、好きだったドラマの原作だったり、ミステリー小説だったり。
それでもハードルが高ければ、好きな雑誌からのスタートでもOK!
とにかく活字と触れ合う時間を、日常的に取り入れていきましょう。
次第に、読む行為から生じるストレスが軽減されるはずです。
まとめ:まだ好きな本に出会ってないのかも
かつての読書が苦手だった私には到底想像もつかない未来像でしたが、知識を高め、人生観を見つめ直せる本との出会いはかけがいのない出来事です。
「読書が苦手」という方は、もしかしたらまだそういった本に出会ってないだけかもしれません。
これをきっかけに、ぜひ本という活字の世界に踏み出してはいかがでしょうか?
最後までお読みくださり、ありがとうございました。